2010年6月8日火曜日

走ってみた

 久しぶりに走ってみて、これからなるべく走ろうと
 思った。
 仕事終ってからだから、ちょっと遅いし、暗いし
 腹も減ってたけど、もう体が軽く痛いけど、

 でも、すっきりした。

 走ると色々かんがえが浮かんだり、消えたり。

 今日は、自分の伸び代(のびしろ)について 

 だいたいの人は、義務教育を受け、高校等を経由して
 社会人となり、仕事をすることになる。

 小学校1年生から高校3年生までで12年間。
 大学へ進学すると16年間は、昼間勉強、土日休み。
 という生活を送ることになる。

 んで、就職すると
 勉強していた時間が、仕事になり
 約40年間仕事と休みを繰り返すことになる。

 人生の大半は、仕事と勉強に多くの時間を割くことに
 なるから、当然その環境の中で成長したり、様々なことを学ぶ
 ことになる。

 
 車に乗ることで、人間の機能を拡張して早く移動することが
 可能になるように

 会社に勤めることで、個人の能力を拡張した行動が可能になる。
 可能になっている。
 ということを考えてみた。

 会社に所属することで、個人として動かすことの出来ないような
 金額の取引を行ったり、沢山の人を動かしてみたり

 会社という巨大ロボに乗っていることで、個人では出来ない経験を
 沢山積むことも可能になっている。

 最初は、巨大ロボの指しか動かせなかったとしても
 勤務年数を経る毎に、腕、脚とどんどん動かせる範囲が広くなったり
 思い通りに動かせるようになったりしていくと思う。

 きっと多くの人はそういうキャリアパスを構築していく。

 経営者は、まさしく巨大ロボの司令塔!
 遠い先を見通して、手脚と協働してロボを目的地へ移動したり
 ロボで社会貢献を行ったりする。

 しかし、だんだんロボが自分で自分がロボで、、、
 と区別がつかなくなっていく
 それは嫌だな~と走りながら思った。

 ロボがいかに大きくても、ロボをいかに自由に操作できても
 それは会社や組織というロボであり、一個人が凄くなったわけでもない。

 車のアクセルを踏めば、時速100kで移動できても
 車から降りれば、時速4~5kの世界だ。 
 しかも、年とともに個人の能力が逓減していくことは避けられない。

 そんなことを考えていたら、自分の伸び代、自分自身の成長って
 意識しないとどんどん落ちていくのでは。
 何かに挑戦したり、苦労をしないと!と思ったんだけど、これが
 難しい。

 日々、苦労をしたり、努力をしたり、新しいことに挑戦していると
 意識できるものは、ほとんどロボ(仕事)でやっていることだった。

 ロボから降りた自分は、何を苦労しているのだろう。
 何に挑戦しているのだろう。

 やりたくないことを、昔以上に避けてはいないだろうか。
 
 日常生活、苦労や面倒ごとを遠ざけていないだろうか。

 本気で楽しむために汗をかいているだろうか。

 自分とは違う世界に飛び込んでいこうとしているだろうか。

 20代前半までは、無意識に出来ていたいた事が、出来てないと思った。

 
 ロボ生活にどっぷり浸かっていた。

 そんなことを思った、今日この頃でした。


ー蛇足ー

 そうだ、会社って 法人っていうけど

 wikiによると
 法人とは、生物学的にヒトである自然人ではないが、法律の規定により「人」として権利能力を付与されたものをいうんだって。

 
 ということは、ロボよりも
 
 人造人間って感じかな。

 まぁ、蛇足でした。

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