2010年8月19日木曜日

インタビュー調査

修論のアウトプットにブログを始めましたが、なかなか習慣化せず久々のエントリーです。
先日、修士論文の中間発表があり、他の研究室の教授からいくつかの質疑を受けました。自分の実感では、好意的な反応だったと思います。

専門は、教育行政ですが学校経営の分野と重なる領域の研究なので、そのあたりも今後どうするか聞かれました。

難しい部分でもあり、そこに重きを置いていくと自分の軸足がずれて行ってしまう恐れが多分にあるので、出来る範囲でカバーしようと思います。

で、今回は
ある県の教育委員会と県立学校に調査へ行くのですが、その時のインタビューをどうするかという問題です。

指導教官からは、
ヒアリングのためのしっかりした質問事項を作ってください。

との指示がありました。

インタビュー(面接法)は、島崎哲彦『社会調査の実際―統計調査の方法とデータの分析』学文社によると、インタビューは定性的手法(他には、定量的手法)に分類されます。
この、定性的手法は、質的構造の解明を目指す者で、事例研究の結果から可能であるのは、普遍的傾向の推論であるとされます。

定性的手法は、さらに観察法と面接法に分類され、面接法に分類されるインタビューにより、対象の構造解明を目的とします(P12)。

今回の県教委等への調査は、質問や選択肢を事前に用意して、それに従い資料の提供を受けたり、面接を行う指示的面接(P13)になりますが、その質問や選択肢を十分考えなければいけないというのが、指導教官の指示でした。

地方教育行政(県教委)が行った、行政改革(予算執行に係る行政手続きの改革)が学校現場にどのような影響を及ぼしているか、また、どのような要因でその行革が行われたかを、調査しなければいけません。

核心に迫るために、今まで収集した資料を再度見直す事にします。

仕事をしながらの論文は、体力的にもなかなかしんどいです。
今年で33歳。
十年後の自分が、今をみたら
きっと、まだまだいけるやーーん。
体力だって、一番あるときだー!!!って叱咤するでしょう

はい。がんばります